曲げ加工とレーザー溶接を駆使した形状再現｜医療機器用ステンレスカバー

医療機器用の「ステンレスカバー」は、内部機器を保護しながら、装置全体の構造を支える重要な役割を果たします。
今回製作したカバーは、430ステンレス1.0㎜厚の素材を使用し、曲げ加工とレーザー溶接を駆使して精密に形状を再現しました。
複雑な設計にも対応し、耐久性と美しい仕上がりを兼ね備えた製品です。

◇ステンレスカバーとは？
ステンレスカバーは、医療機器や精密機器で使用される外装部品で、内部構造を保護するだけでなく、装置全体の美観や強度向上にも貢献します。 430ステンレスは、耐食性と強度に優れた素材であり、特に医療機器のような高精度が求められる分野で活用されています。

- 製品名：ステンレスカバー
- 素材：SUS430（ステンレス）
- 板厚：1.0㎜
- 寸法：430×180×120mm
- 加工方法：レーザー、ベンダー、溶接
- 業界：医療機器

- 430ステンレスの優れた耐食性と加工性
- 曲げ加工で複雑な形状を高精度に再現
- レーザー溶接による強固な接合と滑らかな仕上がり
- 多段曲げ加工で複雑な形状にも対応可能
- 医療機器基準を満たすクリーンで高品質な製品

- 医療機器の外装カバー
- 精密機器の保護部品

このステンレスカバー製作では、アマダ製レーザー加工機「LC-1212α IV NT」を使用して正確な形状切断を実施しました。
その後、NCベンダー「HDS1303NT」による多段曲げ加工を行い、設計通りの形状を再現。
レーザー溶接では、熱影響を最小限に抑えながら強度と美観を両立させ、精密な接合を実現しました。

曲げ加工では、複数回の曲げ工程を行い、設計図通りの複雑な形状を忠実に再現しました。
溶接工程では、熱による歪みを最小限に抑える工夫を施し、美しい仕上がりを追求。
また、医療機器用部品としての品質基準を満たすため、全工程で厳密な品質管理を徹底しました。

430ステンレス製の医療機器用カバーは、曲げ加工とレーザー溶接技術を駆使して高精度に仕上げた製品です。
当社では、多様なニーズに対応する技術力を活かし、高品質な製品を提供しています。
カバーやその他の部品製作に関するご相談は、ぜひお気軽にお問い合わせください！