株式会社小川製作所は医療機部品を専門とする精密板金工場です

株式会社小川製作所 -医療機部品を専門とする精密板金工場-

304ステンレスを用いたカバー曲げ加工で美しい仕上がりの製作

製品名
304ステンレスを用いたカバー曲げ加工で美しい仕上がりの製作
概 要
医療機器用の「ステンレスカバー」は、装置内部を保護し、耐久性と機能性を両立する重要な部品です。
今回製作したカバーは、304ステンレス1.0㎜厚の素材を使用し、曲げ加工を駆使して設計通りの形状を精密に再現。
滑らかな仕上がりと寸法精度を実現しました。

◇ステンレスカバーとは?
ステンレスカバーは、医療機器や精密機器で使用される部品で、内部機器を保護しながら外部環境に対応する役割を果たします。
304ステンレスは、耐食性と強度に優れ、加工性が高いため、複雑な形状や精密な仕上がりが求められる部品製作に最適な素材です。
製品の詳細
- 製品名:カバー
- 素材:SUS304(ステンレス)
- 板厚:1.0㎜
- 寸法(完成時):390×380×90mm
- 加工方法:レーザー、ベンダー、溶接
- 業界:医療機器
特 徴
- 304ステンレスの高い耐食性と適度な強度
- 曲げ加工による滑らかな形状再現
- レーザー切断で高精度な形状加工
- 溶接による強固な接合で長期間の耐久性を確保
- 医療機器基準を満たすクリーンで美しい仕上げ
使用例
- 医療機器の外装カバー
- 精密機器の保護部品
加工方法
このステンレスカバー製作では、アマダ製レーザー加工機「LC-1212α IV NT」を使用して形状を高精度で切断。
NCベンダー「HDS1303NT」を用いて曲げ加工を行い、寸法精度を確保しました。
溶接工程では熱影響を最小限に抑え、強度と美観を兼ね備えた仕上がりを実現しています。
当社の取り組み
曲げ加工では、304ステンレスの硬度や曲げ特性を考慮し、最適な加工条件を設定しました。
曲げ半径や角度を正確に管理し、ばらつきのない高品質な製品を提供。
また、製品全体で医療機器の厳しい品質基準をクリアするため、加工精度と清潔性にこだわり抜きました。
まとめ
304ステンレス製の医療機器用カバーは、耐久性、加工精度、美観を兼ね備えた高品質な製品です。
当社では、曲げ加工をはじめとする高度な技術を駆使し、お客様のニーズに応える製品を提供しています。
カバーやその他の部品製作に関するご相談は、ぜひお気軽にお問い合わせください!

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