複雑形状に対応｜医療機器用アルミ製カバーのタレパン・曲げ加工

医療機器用の「アルミ製カバー」は、内部部品を保護しながら、耐久性と機能性を高めるために設計されています。
今回製作したカバーは、アルミ2.0㎜厚の素材を使用し、タレパン加工と曲げ加工を駆使して複雑形状を精密に再現。
軽量で美しい仕上がりが特長です。

◇アルミ製カバーとは？
アルミ製カバーは、医療機器や精密機器の外装部品として、内部構造を保護し、装置全体の軽量化を実現するために使用されます。
アルミは、耐食性と加工性に優れた素材で、特に複雑形状や精密加工が求められる部品製作に最適です。

- 製品名：カバー
- 素材：アルミ
- 板厚：2.0㎜
- 寸法（完成時）：200×200×90mm
- 加工方法：タレパン加工、ベンダー加工
- 業界：医療機器

- アルミ素材の軽量性と高い耐食性
- 複雑形状にも対応可能な高精度タレパン加工
- ベンダー加工での正確な曲げ処理
- 医療機器基準を満たすクリーンで美しい仕上がり
- 軽量設計で機器全体の効率向上に貢献

- 医療機器の外装カバー
- 精密機器の保護用部品

このアルミ製カバーの製作には、アマダ製タレットパンチプレス「EM255NT」を使用して精密な形状加工と穴あけを実施しました。
その後、NCベンダー「HDS1303NT」による曲げ加工で、設計通りの寸法精度を実現。
アルミ特有の軽量性と加工性を最大限に活かし、複雑な形状も高精度に仕上げています。

タレパン加工では、アルミの特性に合わせて加工条件を最適化し、滑らかでバリのない仕上がりを実現しました。
曲げ加工では、角度や曲げ半径を厳密に管理し、設計図に忠実な形状を提供。
医療機器用部品としての品質基準をクリアするため、製品全体の寸法精度と清潔性に徹底的にこだわりました。

アルミ製の医療機器用カバーは、複雑形状に対応した高精度な製品です。
当社では、タレパン加工とベンダー加工を組み合わせ、多様なニーズに応える高品質な部品製作を行っています。
カバーやその他の部品製作に関するご相談は、ぜひお気軽にお問い合わせください！