株式会社小川製作所は医療機部品を専門とする精密板金工場です

株式会社小川製作所 -医療機部品を専門とする精密板金工場-

銅製カバー|タレパンとベンダー加工で実現する高精度・薄板加工技術

製品名
銅製カバー|タレパンとベンダー加工で実現する高精度・薄板加工技術
概 要
医療機器に使用される銅製のカバーです。
タレパンとベンダーという2つの加工方法を組み合わせることで、0.2mmという薄い銅板から精密な形状のカバーが作られています。

♢銅製カバーとは?♢
銅製のカバーは、その高い導電性や耐食性、加工性の良さから、様々な電子機器や医療機器の部品として利用されています。
特に、医療機器においては、生体への影響が少なく、滅菌処理にも耐えられることから、重要な役割を果たしています。
製品の詳細
製品名: カバー
素材: 銅 (厚さ0.2mm)
業界: 医療機器
加工方法: タレパン、ベンダー
寸法 (完成時): 20×15×8 (単位: mm)
特 徴
高精度: タレパンとベンダーという精密な加工方法により、寸法公差の小さい高精度な製品を実現しています。
薄板加工: 0.2mmという薄い銅板を加工するため、高度な技術と専用の金型が必要です。
複雑形状: タレパンで穴あけや切り抜きを行い、ベンダーで曲げ加工を施すことで、複雑な形状のカバーを製造できます。
耐食性: 銅は耐食性に優れているため、腐食による性能低下を抑制できます。
導電性: 銅は高い導電性を持つため、電気的な接続部分に使用する場合に適しています。
使用例
医療機器: 人工呼吸器、心電計、超音波診断装置などの筐体や内部部品
電子機器: スマートフォン、パソコン、精密機器のシールドカバー
加工方法
タレパン: タレットパンチプレスとも呼ばれ、パンチとダイを用いて板材に穴や形状を打ち抜く加工方法です。
本製品では、カバーの外形や内部の切り抜きに利用されます。
ベンダー: 板材を曲げる加工方法です。本製品では、カバーの側面を曲げるために使用されます。
当社の取り組み
金型設計: 0.2mmの薄い銅板を加工するため、高精度な金型設計が求められます。
材料選定: 医療機器に使用されるため、生体適合性が高く、品質が安定した銅材を選定します。
品質管理: 各工程において厳密な品質管理を行い、製品の信頼性を確保します。
まとめ
銅製のカバーは、タレパンとベンダーという2つの精密な加工方法を組み合わせることで、高精度かつ複雑な形状を実現しています。
医療機器をはじめとする様々な分野で、その高い性能が求められています。

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