株式会社小川製作所は医療機部品を専門とする精密板金工場です

株式会社小川製作所 -医療機部品を専門とする精密板金工場-

高い導電性と美しい仕上がり|小型銅製カバーのタレパン・曲げ加工

製品名
高い導電性と美しい仕上がり|小型銅製カバーのタレパン・曲げ加工
概 要
医療機器用「小型カバー」は、部品を保護し、装置全体の機能を支える重要な部品です。
今回製作したカバーは、銅0.4㎜厚の素材を使用し、タレパン加工と曲げ加工を組み合わせて精密に仕上げました。
高い導電性と美しい仕上がりが特長の製品です。

◇小型カバーとは?
小型カバーは、精密機器や医療機器の内部を保護するための部品です。
銅は、優れた導電性と熱伝導性を持つ素材で、特に医療機器で求められる精密性や清潔性に適しています。
また、加工性にも優れており、複雑な形状を再現できるため、小型部品の製作に最適です。
製品の詳細
- 製品名:小型カバー
- 素材:銅
- 板厚:0.4㎜
- 寸法(完成時):30×20×20mm
- 加工方法:タレパン加工、曲げ加工
- 業界:医療機器
特 徴
- 銅素材の高い導電性と優れた熱伝導性
- タレパン加工による高精度な形状加工
- 曲げ加工で正確な折り曲げと寸法精度を実現
- 医療機器基準を満たすクリーンで美しい仕上がり
使用例
- 医療機器の電気部品用保護カバー
- 精密機器の外装部品
加工方法
このカバー製作では、アマダ製タレットパンチプレス「EM255NT」を使用して形状加工を行い、銅特有の柔らかい特性を活かして高精度に仕上げました。
その後、NCベンダー「HDS1303NT」による曲げ加工を施し、寸法のばらつきを抑えた正確な形状を実現しました。
さらに、各工程で仕上がりの美しさにも配慮しました。
当社の取り組み
タレパン加工では、銅素材に最適な工具と加工条件を選定し、素材の特性に合わせた負荷制御を徹底しました。
曲げ加工では、柔らかい銅素材が変形しすぎないよう、曲げ角度や半径を厳密に管理しました。
また、医療機器用部品としての品質基準をクリアし、清潔性と美観を兼ね備えた製品を提供しました。
まとめ
銅製の医療機器用小型カバーは、導電性、加工精度、美観を兼ね備えた高品質な製品です。
当社では、最新設備と高度な技術力を駆使し、さまざまなニーズに対応しています。
小型カバーやその他の部品製作に関するご相談は、ぜひお気軽にお問い合わせください!

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