高耐久・高精度ステンレスベースの溶接技術と加工事例

医療機器用のステンレス製ベースは、耐久性と寸法精度が求められる製品です。
厚さ2.5㎜の430ステンレスを使用し、寸法480×400×60㎜で製造。
レーザー加工、NCベンダー、溶接を組み合わせた加工技術で、高品質な製品を実現しました。

【ベースとは？】
ベースは、医療機器の構造を支える基礎部品で、耐久性や安定性が重要な役割を果たします。
特に医療分野では、高い耐腐食性と精密な仕上がりが求められます。
本製品では、ステンレス素材の特性を最大限に活用し、高精度な加工で設計されています。

・ 素材：430ステンレス（SUS430）
・ 板厚：2.5㎜
・ 寸法：完成時480×400×60㎜
・ 加工方法
- レーザー加工での正確な切断
- NCベンダーで均一な曲げ加工
- 溶接による高耐久な接合

- 優れた耐腐食性で医療機器に適合
- 滑らかで精密な仕上がり
- 厚み2.5㎜のステンレスで高い剛性を実現

・ 医療機器本体の基盤部品
・ 計測機器や装置の支持構造部材
・ 耐久性を必要とする大型部品

レーザー加工機「アマダ LC-1212α IV NT」を使用し、ステンレスを高精度に切断。
NCベンダー「アマダ HDS1303NT」で均一な曲げ加工を施しました。
最後に、溶接技術を活用して部品を接合し、耐久性と安定性を高めています。
この一連の加工工程により、厳しい寸法精度を要求される医療機器用部品の品質を保証しています。

最新の加工技術を活用し、全工程を社内で一貫して管理することで、短納期対応と高い品質を実現。
熟練した技術者による加工と品質管理により、医療機器分野の要求に応える高耐久な製品を提供しています。

医療機器用ベースの製造には、高い寸法精度と耐久性が求められます。
レーザー加工、ベンダー加工、溶接技術を組み合わせた当社の技術で、高品質な製品を提供します。
板金加工に関するお困りごとは、ぜひ当社にご相談ください。